こんな疑問にお答えします。
知っている方も多いかと思いますが、今「遊戯王、ポケモン、デュエルマスターズ」3種類のトレーディングカードの値段が爆上がりし続けています。
そしてこれを知った方が、メルカリやヤフオクで"引退品"や"まとめ売り"として売ったり、「トレトク」などの店舗で売ったりして生活費の足しやお小遣いにしているというのが結構増えてます。
値上がりした一部のカードたち
高騰している有名なカードの一部を以下表にまとめてみました。(目立った傷の無い美品の価格)
【遊戯王】
カード名 | 値上がり前 | 2021年8月時点 |
青眼の白龍(初期ウルトラ) | 1千円 | 5万円 |
青眼の白龍(レリーフ) | 1万円 | 20万円 |
真紅眼の黒龍(初期ウルトラ) | 1千円 | 5万円 |
真紅眼の黒龍(レリーフ) | 8千円 | 15万円 |
ブラック・マジシャン(初期ウルトラ) | 1千円 | 5万円 |
ブラック・マジシャン(レリーフ) | 3千円 | 7万円 |
ブラックマジシャンガール(字レア) | 10万円 | 40万円 |
サイコ・ショッカー(レリーフ) | 1千円 | 2万円 |
暗黒騎士ガイア(レリーフ) | 1千円 | 5万円 |
カオスソルジャー(レリーフ) | 5千円 | 10万円 |
ヂェミナイ・エルフ(レリーフ) | 5百円 | 1万5千円 |
スターダスト・ドラゴン(ホロ) | 1千円 | 1万5千円 |
ブラックローズ・ドラゴン(ホロ) | 5百円 | 1万円 |
【ポケモン】
カード名 | 値上がり前 | 2021年8月時点 |
リザードン(初期) | 5百円 | 2万円 |
リザードン(初期エラー) | 5万円 | 100万円 |
カメックス(初期) | 5百円 | 1万円 |
フシギバナ(初期) | 5百円 | 1万円 |
ミュウツー(初期) | 5百円 | 4千円 |
ひかるコイキング(初期) | 1万円 | 10万円 |
ひかるミュウ(初期) | 3千円 | 2万円 |
フーディン(通信進化) | 2千円 | 3万円 |
ゲンガー(通信進化) | 2千円 | 3万円 |
リーリエ(SR) | 3万円 | 30万円 |
【デュエルマスターズ】
カード名 | 値上がり前 | 2021年8月時点 |
フェアリー・ライフ(プロモ) | 2千円 | 2万円 |
ボルシャック・ドラゴン(初期) | 5百円 | 1万円 |
ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン(初期) | 2千円 | 3万円 |
ニコル・ボーラス(初期) | 5百円 | 1万円 |
悪魔神ドルバロム(初期) | 3百円 | 6千円 |
ボルメテウス・武者ドラゴン(初期) | 5百円 | 6千円 |
聖霊王アルカディアス(初期) | 3百円 | 3千円 |
汽車男(プロモ) | 8百円 | 5千円 |
超竜バジュラ(初期) | 5百円 | 5千円 |
超神龍アブゾ・ドルバ | 7百円 | 6千円 |
値上がりしたカードはまだまだたくさんあるので、一度子供の時に集めていたカード達を探して価格を確認してみて下さい。
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トレーディングカードが軒並み高騰した要因
トレーディングカードが軒並み高騰した要因としては、以下のことが考えられます。
- 20周年などの節目を迎えた
- コロナで再び始める人が増えた
- 転売ヤーが増えてプレミア価格に
- カードゲーム関係のYoutuberが増えた
- コロナで大規模の大会が中止になった
これらを個別に解説していきます。
20周年などの節目を迎えた
遊戯王=20周年、ポケモン=25周年、デュエルマスターズ=20周年を迎えたということもあり、それぞれ周年記念の特別仕様カードを発行していることで再注目されています。
デュエルマスターズに関しては世界に20枚限定のボルメテウス・ホワイト・ドラゴン(20th仕様)を発行していて、約400万円で取引されています。
コロナで再び始める人が増えた
コロナウイルスの影響ですることがなくなった人たちが、Youtubeなどをみて「もう一回初めてみようかな」「昔みたいにコレクションしたいな」と友達同士で始めたりする傾向もありました。
この影響で初期カードが注目されたり、単純に需要が増えて購入者が増えることでカード在庫が減ってくるのでプレミア価格が付きやすくなったということが考えられます。
転売ヤーが増えてプレミア価格に
コロナの影響で給料が減ったり、将来が不安だったりというのが理由で、副業に挑戦する人が増えています。
その中で最も多いのが転売で、コロナが流行し始めた時にマスクや除菌ティッシュ、トイレットペーパーなどが買い占められてプレミア価格で転売されていたのが記憶に新しいかと思います。
そして転売ヤーはついにトレーディングカード市場にまで踏み入れて来て、新発売される商品などを買い占めるようになってしまいました。
この影響で古い商品から新しい商品まで、多くの商品にプレミア価格が付くようになっています。
ポケモンカードに関しては人気過ぎて、新発売された商品を買いたい人が全く変えない状況になっています。
カードゲーム関係のYoutuberが増えた
最近は、カードゲームの種類に関わらずカードゲーム関連のYoutuberがかなり増えています。
コロナの影響でYoutubeを見る人も爆増しているため、カードゲーム関連の動画を見てトレーディングカードの値段が爆上がりしていることに気付く人がかなり増えました。
これが影響して、トレーディングカード=投資対象になると思って高額カードを購入する方が増えたため、高額カードが市場に出回りにくくなり、個人の言い値で値段設定されていくことによって自然と相場が上がっているのが現状です。
コロナで大規模の大会が中止になった
2020年は各カードのほとんどの大会が中止になりました。
大会に参加すると参加賞でしか貰えない限定カードが貰えたり、上位入賞者にしか貰えない限定カードが貰えたりするのですが、大会が中止になったことで2020年限定カードはおそらく発行自体がされていません。
この影響で、2019年以前の大会限定カードの価格が高騰し、一緒に関連カードの価格が値上がりしました。
今がトレーディングカードバブル期
カードの相場は変動が激しいので、いつ上がっていつ下がるのか?正直先読みは難しいです。
実際、2020年に遊戯王関連のカードが一気に値上がりしましたが、2021年になって全体的に30~40%ほどいきなり下落しました。
もちろんカードによっては価格が上がり続けるものもあれば、下がってしまうものあります。
いずれにしても、子供の頃に収集していたカードは傷アリのものが多くほぼ値上がることはないので、特に必要ないのであれば今の内に売っておくのが得策です。
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