「節税ができるので、サラリーマンはiDeCoに加入すべき」というような話をよく聞きますが、「なんかよく分からんしやめとく」って人は結構多いですよね。
でも、お金に余裕があるのに「なんかよく分からんし」で諦めてしまうのは凄くもったいないんです。
何故もったいないのか?視覚的に理解して頂くために、"年収400万円の人が掛け金月1万円で30~60歳まで"という条件でiDeCoに加入した場合にどれだけ節税ができるのか?シュミレーションをしてみたので、紹介していきます。
「年収400万円」「掛け金=月1万円」「30~60歳まで」の条件でシュミレーション
項目 | 内容 |
---|---|
年齢 | 30歳 |
掛金/月 | 円 |
年収/年 | 4,000,000円 |
給与所得控除/年 | 1,240,000円 |
社会保険料控除/年 ※1 | 円 |
基礎控除(所得税) | 480,000円 |
基礎控除(住民税) | 430,000円 |
iDeCo加入時 | iDeCo未加入時 | |
課税所得(所得税)※2 | 1,584,400円 | 1,704,400円 |
課税所得(住民税)※2 | 1,634,400円 | 1,754,400円 |
所得税額 | 79,220円 | 85,220円 |
住民税額 ※3 | 163,440円 | 175,440円 |
iDeCo加入時 | iDeCo未加入時 | |
iDeCoによる所得税軽減額 | 6,000円 | 0円 |
iDeCoによる住民税軽減額 | 12,000円 | 0円 |
iDeCoによる税制優遇額 | 18,000円 | 0円 |
iDeCo加入時 | iDeCo未加入時 | |
iDeCoによる所得税軽減額 | 180,000円 | 0円 |
iDeCoによる住民税軽減額 | 360,000円 | 0円 |
iDeCoによる税制優遇額 | 540,000円 | 0円 |
iDeCoの積立総額 | 3,600,000円 | 0円 |
出典:iDeCo公式サイト
※1 年収の14.39%として計算しています。
※2 課税所得=年収-給与所得控除-社会保険料控除-基礎控除とし、端数金額の処理はせずに計算しています。
※3 一律10%として計算しています。
iDeCoに加入した場合のシュミレーションまとめ
私がシュミレーションしたもののまとめです。
年収400万/30歳の場合
- 1年で18,000円も節税できる
- 30年で540,000円も節税できる
- 老後の生活資金として360万円が貯蓄できる
銀行口座の普通預金に眠らせておいても平均で年0.001%の金利しかつかず、同じように年12万円貯金しても×0.00001=1.2円ということで年に1.2円しか増えないので、1年で18,000円もある意味プラスになるiDeCoに加入していた方がいいわけです。
また、今回は月1万円の掛け金でシュミレーションしてみましたが、金額を増やせば節税もできて貯蓄も増えます。(職業によって年額の上限が全然違います)
興味のある方は一度『iDeCo公式サイト』でシュミレーションをしてみて下さい。