副業というと世の中で一番身近なのは「メルカリ転売」だと思います。
ニュースなどにもなって騒がれた"新発売の人気商品を買い占めて、買値よりはるかに高い値段で売るやつ"です。(もちろん他にもいろいろありますが。)
これはいわゆる物販という副業に属するのですが、物販は「安く仕入れて高く売るだけ」で超簡単なので誰でもできます。
なので、物販副業を始めるハードルはかなり低く、最近では参入者がかなり増えています。
ただ、物販副業には"初心者の知らない実情"があるので、これを知っておかないと後悔することになります。
本記事では、その"物販副業の実情3選"について解説していきます。
物販系の副業(せどり・転売)の実情3選
『物販副業』初心者では気づけない大きな落とし穴は以下の3つです。
- 今から始めても、物販だけで収益を出し続けるのは結構難しい。
- 自分が行動しないと収益を生み出せないので、いずれ限界が来る。
- 副業参入者(競合)が増えても、市場の商品は増えないのでレッドオーシャンになりやすい。
これらを個別に解説していきます。
今から始めても、物販だけで収益を出し続けるのは結構難しい。
今から始めても遅くはありませんが、稼げたとしてもお小遣い程度にしかならない可能性が高いです。
私の体験談
さらに、私は割と田舎の方に住んでますが、人気の新商品を買うために開店前に店舗に行くとちょっとした行列ができていて買えないこともありました。
メルカリ転売もやってみようとしましたが、他ショップで売られている商品をリサーチしてもメルカリ相場の方が圧倒的に安く、儲からないのでやめました。
といった感じで、時間ばかり取られてしまって結局時間のムダになってしまいました。
2020年の時点で上記のような感じなので、2021年以降に収益を出し続けるのは結構難しいかと。
特に初心者でAmzon物販を副業にしている人は、大量に仕入れた商品が売れずにクレジットカードの請求ばかり増えて、逆に借金を背負ってしまうことになる人もいます。
自分が行動しないと収益を生み出せないので、いずれ限界が来る。
物販を1人でする場合は、自分で仕入れ・出品・梱包・発送をしないといけません。
ただ、1日24時間しかなく、仕入れるお店も限られているので、いずれ必ず限界がきます。
他県へ遠征したり、アルバイトを雇って仕入れをしてもらったり、クラウドワークスなどを使って出品業務を外注したりしてる人もいますが、同じことを考える人はたくさんいるので、誰もが同じ方法で収益を出し続けるのはなかなか難しいのというのが現実です。
特に初心者が今から物販副業で稼ぎ続けたり、本業にしていくというのはかなり難易度が高いです。
副業参入者(競合)が増えても、市場の商品は増えないのでレッドオーシャンになりやすい。
「今から始めても、物販だけで収益を出し続けるのは結構難しい。」の続きになりますが、物販副業は参入ハードルがかなり低いので参入者が増え続けています。
しかし、市場には限られた商品しかないので、競合が増える=レッドオーシャンになってしまっているわけです。
当然ながら、物販といっても種類が複数あるので、競合の少ない領域に行くようになると思いますが、みんな同じことを考えるので結局どこもレッドオーシャンになってしまうわけです。
といった感じなので、特に初心者にとっては稼ぐのが難しくなってきています。
上記のことから、物販界隈には高額な物販コンサルをして収益を得て、それを権威として振りかざして情弱(初心者)から金を吸い上げるインフルエンサーがたくさん存在しています。
『実はかなりヤバい副業界隈の闇10選』でも紹介しているようにこれは副業界隈のあるあるです。
私が見ている限り、物販界隈に特に多い気がしているので、ここに記載していることはあながち間違っていないと思います。
物販系の副業は買い物のついでぐらいでやるのが丁度いい
この記事を読んでもらって分かってもらえたかと思いますが、今の物販副業はかなりレッドオーシャンで、稼ぎ続けるのは結構難しい状況です。
なので、ブログやYoutubeなどのストック資産になる副業を頑張りつつ、"買い物にいくついでにホームセンターで商品をリサーチする"といった感じでミニ副業(趣味程度)としてやるくらいが丁度良くておすすめです。